明日は二次試験

そういえば昔二次試験前に体験記を書くと言って・・・すっかり書いてません!
何人かに個人的に伝授しただけになっていました。

今から勉強法を紹介するのもどうかと思うので、
2006年の当日の模様だけ簡単にmixiから転載しておくと共に、少々の追記を。

本番は、とにかく集中。
集中するために食事もウィダーインゼリーとおにぎりを合間合間に。

いくつか覚えているのは

事例1が終わった後、妻に書いたメール。
「ひとつめ終わり。なんかちんぷんかんぷんやった。。」
とその返事
「ちんぷんかんぷんならみんなもできてへん。あんたよりかしこい人なんかそうはおらん」*1

これを支えに*2
「そう、相対試験なら点数は関係ない。自分より勉強している人に勝たなきゃいけないんだから、簡単な問題、定型的な問題よりも、思考力や応用力が問われる問題を苦しみながら解くしかない。奇問難問バッチコーイ」と言い聞かせ、投げ出さずに乗り切ることを決意

結果的には解きやすかった事例2や4よりも、事例1か3が何かのツボに入って点数の稼ぎどころになったんじゃないかと想像している。

事例2でアルバイトが有形か無形かでさんざん悩んだあげくに、アルバイトを有形/無形両方に書く、という奇策で二兎を追わずに守りに入ったこと。
−ちなみにラスト問題は託児所を解答。

事例2終了後、休憩中の受験生を見ながら、
年齢もバックボーンも受験理由もみんな異なる中、同じ土俵の上でみんなが精一杯実力を発揮しようとしている姿に「何だか昔バンドでコンテストに出てた頃を思い出すなぁ」と妙な感慨にふける。
その後2位だったコンテストで1位だったバンド名を思い出そうとして記憶力の低下を認識。*3

事例3が終わった時点で、鈍い手応えに焦りながら、
事例4ではあれだけ練習したキャッシュフロー計算を間違える始末。
3つ目の指標に悩んだ結果、「無駄な資料があるわけがない」と最後に当座比率をやめて一人当たり売上高に変更。

試験後妻に「どうかなぁ?」と聞かれては
「さっぱりわからん。6:4でダメかな?」が口癖。
妻は「あれだけやらずに4もあるんか!」

来年の2次対策へ「やっぱ予備校行かなきゃダメかなぁ。いや、事例の通信添削だけでいいんじゃないかな?」などと相変わらずケチケチ考えていたところ、なぜか合格。

勝因は・・・不明。勢い?*4

もひとつ先人の知恵を紹介。
「秘伝!診断士暗記術」の公開収録での昨年の二次試験直前特集の1シーン。
http://shindan.cocolog-nifty.com/blog/2007/10/post_da7c.html

ここで語られているのは「いかにしてベストコンディションで試験を受けるか」ということ。
*5

どれだけのものを持っているか、はきっと大差無いはず
(今から手も打てないし)
ならばその中でどれだけのものを出せるか、の管理の方が大事。

多くの先人が「最後は精神力」というのもきっと同義。

自分?持ってるものは出し切りましたよ。
キャッシュフロー計算を間違える点も含めて、ね。

一次試験を通過した、選ばれし者だけが受けられる二次試験。
翌日から寝込んでもいいから力を出し切ろうじゃありませんか!

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*1:ここのくだりは後に「続々80分間の真実」のコラムに収録されることに

*2:思い込みは大事

*3:”ジャ・パラダイス”だと後に思い出す

*4:今でも不明

*5:彼の行動を実践しろ、という意味ではありません