海外投資を楽しむ会10周年記念!〜至高の銀行・証券会社編を読んだ
- 作者: 橘玲,海外投資を楽しむ会
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2008/07/26
- メディア: 単行本
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本はたくさん読むけどあまり新刊は買わない自分が、内容も見ずに発売日に買った本。
橘 玲と言えば…「マネーロンダリング」「永遠の旅行者」と言った小説のイメージを持つ人もいれば、「黄金の羽〜」などのシリーズのイメージを持つ人もいるだろう。
だが、自分の中では何といっても海外投資を楽しむ会名義の「ゴミ投資家のための〜」シリーズの数々の著作だ。
これらの本の影響で自由な投資に憧れて海外投資へ向かい、いくつもの口座を持つことになった。*1
すでに海外投資を実践している身としては、知っていることも書かれているのはある意味当然。
海外投資を楽しむ会創立10周年記念の集大成、として記念購入したつもりだった。
しかし、読んでみるとこの本はなかなか使える。
1回失敗して以来放っておいたバンク・オブ・ハワイのオンライン登録もすぐにできたし、
アメリトレードからのACH送信登録もためしにやってみたらうまくできそうだ。
親切すぎるぐらいに手順が載っているので、実践派の人にはおすすめ。
困ったときに、海外投資を楽しむ会の掲示板や
その他ブログなどを探せば情報にたどりつくことは可能だろうが、
この本一冊持っている方が探すよりも楽だ。
ちなみに現在持っている海外口座は下記の通り。
1.バンク・オブ・ハワイ
http://www.boh.com
昨年ハワイ旅行のついでに口座を開いた(口座を開くついでにハワイに行った、ともいう)。
街で支店を見かけたのでブラリと入ったら日本人担当者がいて、あまりに簡単に口座を作れたことにやや拍子抜け。
目的としては、海外証券会社からの出金用。
2.TDアメリトレード
http://www.tdameritrade.com
最初に作った証券口座。海外株式とファンドの購入目的だったが、今ではInteractive Brokersの方が手数料が安いこともありそちらをメインにしている。
32ページにも載っているように、日本人による口座開設はできなくなってしまった。
3.Interactive Brokers
http://www.interactivebrokers.com
この本では上級者向けとして紹介されている。たしかにアメリトレードよりはわかりにくいかも。
元々は、「ゴミ投資家〜」のデリバティブ編を読んで個別株オプションを手がけようと思ったときに、必要な証拠金のハードルがアメリトレードよりも低かったことで開設。手数料が低い(その代わり維持費がかかる)ため、現在の海外メイン口座。
だんだんメジャーになってきて、ちょっと前にはCSの日経CNBCでCMも流れてたっけ。
3つもあれば十分、と思っていたが、この本を読んでいると、アジア系も欲しいかな?などと思ってしまう。
まぁ香港にでも行く際には考えてみようかな、程度。あんまり資金を分散しても何も買えないし…
さて、では「口座を作って、何に投資すればよいのか?」
その回答の一つでもある「究極の資産運用編」については次回紹介。
口座を持っている人にはきっとそっちの方が役立つはず。