最悪の場合を想像する

最悪の場合、何が起こるのかを考えてみると、
意外と大したことがないことに気づいて拍子抜けすることがある。


たとえば不動産投資。
どんなに損をしても、頭金+ローン金額(けっこうでかいか)。

アメリカの物件も持っているが(サブプライムだ!)、
こちらはいわゆるノンリコースローン(頭金とそれまでの支払いを放棄すれば、それ以上の損失は免れる)だから、
さらに限定されている。

あとは、それが自分の人生にどれほどの影響を与えるのか、次第。
コントロールできる範囲のリスクでやれば無問題。*1


会社だって同じ。

仕事でいろいろ悩むことはあるけれど、
どんな失敗をしたとしても、仕事での影響なんてたかが知れている。
背任行為でもしないかぎりは、クビになる以上のことは無い*2

あとは、市場価値やネットワークなどで
クビになっても影響が少ないような状況を構築すればいいってことかな。
外資の渡り鳥となってしまった自分にとっては、もともとお払い箱になるリスクは高い。
常に備えていれば、いちいち一つの失敗に捉われる必要はない。ベストエフォートってことで。*3


でも人間関係だけは、そう簡単に割り切れないな。
部下には、もっと伝えたいことがあるし、
家族だって失えない。
友人だってこの年になるとそう簡単に割り切れるものでもない。

ムム、人を大事に、が結論か!

にほんブログ村 士業ブログ 中小企業診断士へ

*1:昔の自分みたいに先物で持ち金の半分を失うような取引は論外

*2:クビになることだって、めったにない。立場がなくなって退社に追い込まれるぐらいだ

*3:失敗してもかまわない程度の仕事しかしていない、と言われればその通りかもしれない