引継ぎの理想と現実 パート1
久々の更新で突然ですが、今月末で今の会社を退職します。
でも今の会社、とりわけ上司には恨みは無いのでできるかぎり迷惑はかけたくない。
とはいえ、新しい会社に待ってもらうにも限度がある。
そこでポイントになるのはどれだけ充実した「引継ぎ」ができるか、だ。
そんなわけで今回のテーマは「引継ぎ」。
3月に辞意を伝えてから4月末の退社を控えた、4月2日。
退職休暇でバリ島に行く段階でまだ後任は決まってなかった。このまま決まらないかもな、でもそれでもいいのかもな。
何しろ辞意を伝えてから・・・というか伝える前から
1.大量のドキュメントを準備
していたからだ。
誰が来てもいいように、たくさんのドキュメントを用意していた。
内容は
・自分で新規に書いたもの
・過去のメールをテキスト化したもの
・関連ドキュメント
資料があっても、個々の文脈が大事なので、
情報に効率よく進むためのコメントを沿えて、
文書同士のリンク形式でまとめておくといいかな、と思った。
そんな矢先、バリ島にいる間にメールが入る。
「後任が決まった。8日から出勤する」
やっと決まった。すぐ来れる人って・・・どうなんだろ?
一応マネージャー職だぜ?などと思いながら。7日にバリ島から戻り、翌日出社。後任が現れた。
いきなり引継ぎだ。
こういう時の定番は決まっている。アシスタントに作業的なことを教えるときも
2.作業のディティールをいきなり教えず、大きな全体像から
説明をする。あらかじめ用意してある図もあれば、自分でホワイトボードに書くものも。
ここで反省点。ていうか落ち度はこちらにあるのだろうか。
午後になっていきなり…マンツーマンで引継ぎしてるのに…
初日なのに…
お昼寝タイムですよ。。トホホ。本人もバツが悪かったのか、「初日で緊張して眠れなくて…」オイ。
反省点としては、用意したドキュメントを使ってそれに沿って説明する部分があったことか。
印刷物を読ませたのはちょっとハードルが高かったか?と思った。そのため、もう退職を前にして休み休みの出勤となっているため、
ドキュメントは休みの日に読んでもらうことにした。
つまり、
3.事前に用意したドキュメントは引継ぎの最中には使わない
自分がいない間に読んでもらい、
読んでもらった上での質問をしてもらう方がお互いの時間を有効に使える、と思った。
何しろすでにドキュメントに書いてあるものを2人で読み合わせをしても仕方ない。
その旨伝えて、留守の日が明けた後、
46「見ておいてもらったここを今日はやろうと思うんだけど…ここわかった?」「あ、すいません。まだ読んでなくて。」
!!
46「え?じゃあどこを読んだの?」
「あ、トラブルとかもあっていろいろバタバタしてて」
…今まで数々の引継ぎをしてきた自分のノウハウが全く通じず、やや混乱。
というかこれが本当に自分の後任なのか?的な部分も。
ちなみに初日どころじゃなく、3日目でもまだ寝てました。
今度は上司の前で。コレハヤバイ。
(引継ぎ残りあと7日。次回に続く・・・のか?)