引き継ぎの理想と現実 パート2


というわけで、ものすごくモチベーション高く引き継ぎをしようとした
わたしの理想と現実から今回の引き継ぎをふりかえるわけで。

前回の

1.大量のドキュメントを準備
2.作業のディティールをいきなり教えず、大きな全体像から
3.事前に用意したドキュメントは引継ぎの最中には使わない

に続いて

4.不十分な段階でも権限を移譲し、自分はサポート役へ

10日しか引き継ぎ期間が無かった。上司は私がマネージャー→突然独り立ちを考えていたようだが、
上司と相談した結果、引き継ぎ日程なかばで
彼がマネージャー=コンタクト先となり、私がサポートに回ることをアナウンスしてもらった。

もちろんまだ引き継ぎは不十分だし(寝てるしドキュメントも読まないんだから当然)、
独り立ちできる状態ではないが、遅かれ早かれやってくる話だ。

本人の危機感や意識を高めるために、これは一定の効果があったと思う。

しかし、お守りで一緒に他部署とのミーティングに出ると…
私が参加している安心感からか?爆睡。

「別に引き継ぎ中寝ててもこちらはかまわない。困るのは私じゃないから」
と突き放し作戦。

5.質問に対しては説明に徹しず、相手の予想解決案を聞く

そして当然就任後、後任が矢面に立っても、わからないことだらけになる。

なんせ、10日間の引き継ぎでは正直パレート的な20%のキモ部分しか伝えられない。
私が来ない日や、自宅での自習が不可欠。

必然的にサポート役の私は質問攻めになる。それはいいんだけど、
回答じゃなくてそのプロセスを覚えてほしいので、コーチング的に
「どうすればいいと思う?」と聞いてみることに…

結果は半々。
考えてくれて、まともな回答をする時もあれば
「わからないです」「どこがわからない?」「どこがわからないかもわからないです」
と悩ましい場面も。。

結論:自分が未熟なことも否めない、が相手が悪すぎた。。
去った後も電話攻めにならないか不安です。