ジョブズのスピーチでクランボルツの理論を思い出す

妻と一緒に見ました。こちらのすばらしい映像。
ジョブズの卒業式スピーチを字幕で」
http://applembp.blogspot.com/2008/01/blog-post_12.html
*1

ジョブズはスピーチの中で1つ目、「点と点」の重要性について語る。

思い浮かべたのは昨年学んだキャリア理論の中でのクランボルツの理論、

大半のキャリアは「計画された偶発性(Planned Happenstance)」によって成り立っている

ざっくりまとめると趣旨としては、こんな感じ。

予期していない、計画していなかったことからもキャリアは形成されるものであり、その機会を大いに活用するべきだ。

むしろその偶然がいつきても良いように心をオープンにして準備しておくべきである。
そのためには冒険心や好奇心、柔軟性を忘れないこと。

そしてただ待つだけでなく、積極的にアクションを起こすことをクランボルツは強く主張する。*2

「まず、宝くじの券を買いたまえ」

偶然の掘り出し物に出会うためには、まずアクションが必要。
そしてアクションをするには目指す方向性が必要。

しかし、方向性が決まらない場合はどうすればよいのか?

クランボルツは、たとえ方向性が決まってなくても、何か行動を起こしてみることを勧めている。
アクションが無いとイベントが起きないのだから。

そしてジョブズが言っている

「点と点が繋がるのは、常に後から振り返ったとき」

これを自分に落とし込むならば・・・

人生の予定表や目標を作るのもいいけど、
今までと同様にこれからも予定外のことだらけなんだから、
あんまり細かく管理するより

まず動こうよ!

ってとこかな。

きっと今年はまた音楽をやる、と思う。
それはきっと去年いおりんに偶然?出会ったから。
やらなければまぁそこまで。やったらこれはもう必然、でしょ!

先走って上司に軽〜く辞意を伝えたのはまた別の話。

*1:ちなみにその昔、筆者の家にはApple IIeがあった

*2:ただ待ってるだけで、冒険心も好奇心も柔軟性もある!と主張する人は少数派だと思うが