2ヶ月クンの診断士受験記+補足3

あけましておめでとうございます。

今年の目標は、ブログ100エントリー!と大きく出たところでもう3日になっていることに気づきました。
やっぱり50エントリー…といった下方修正を出さないようにがんばりたいと思いますので、
よろしくお願いいたします。*1

そしてこの短期連載エントリーで受験生の方に少しでもお役に立てる部分があれば、うれしく思います。

さて、今回は2ヶ月の旅路の折り返し地点、TAC模試での出来事。

1次試験−自信喪失−2006年7月

7/1〜2、ベンチマークのTAC模試。
時間配分もうまく行かず*2、さらに難しい問題ばかりで「56%取った2005年の問題が簡単だっただけなのか?やっぱりこんな短期じゃ無理?」
と簡単に得た自信がeasy come easy go。

やる気がゼロではないものの意欲低下。生きる屍。
通勤時にテキストを取り出すものの寝てしまい、毎日ワールドカップ三昧。

とはいえ、ここで2日間に渡る模試を受けておいて本当に良かった。
緊張の中の体力の配分の仕方もここで学べた。
そして模試で気づいてしまった一番のショックは
中古の、新会社法中小企業基本法改正前の古いテキストを使用していたため、経営法務や中小企業政策等で確信を持った不正解が続出したこと。
あとは白書関連は古いのじゃ全然ダメってこと*3

やる気を低下させつつ、模試の帰りにTACで
スピード問題集(下)を購入*4

さらに7/8に中小企業政策対策で追加投資。
中小企業白書・施策総覧クイックマスター―中小企業診断士試験対策

スピード問題集と白書・施策クイックマスター、TACのオプションゼミDVDを適当にやりながら、
7/3〜24まで40時間と、大幅なペースダウンをしながら
何とか平日1時間+休日4時間ほどを勉強に費やす。*5

7/24頃にTAC模試の結果が返ってきて驚いた。
点数はたしかに悪い。そりゃぁもうものすごく悪い。
だが、他の受験者の多くは同様、いやそれ以上に苦しんでいたことを知った。*6

○経済学・政策 55
△財務・会計 31
○企業経営理論 59
△運営管理 36
△法務 34
◎情報システム 76
△中小・政策 38
(記号はTAC模試の判定記号)

合計329点−556位/2781人

ギリギリ上位20%入り、そして

B判定:ほぼ合格レベルです。得点順位共に十分合格圏内にいます。
の文字が夢を復活させてラストスパートへ向かわせる。

今回の補足:テキストベースで使う読むだけ勉強法ペン回し勉強法に続いて、
過去問、模試、そして最後の問題集ベースでの学習の際に使うのは、
○×△法。

話は単純。こう考えた。

合格には6割必要。それってつまり…30〜33点分の問題を確信持って解答できれば、
あとは残り67〜70点の問題を2択に絞れれば、確率的には半分取れる→6割が実現するはず。

30〜33点+67〜70点*0.5=over60というわけ。
とにかく3分の1を取る、そして残りを2択へ。

そのため、解答する際には2択に絞ることを意識していた。

具体的には解答する際に、第1希望に○、第2希望に△をつけて解答していた。
まちがったとしても、△(第2希望)が当たってればよし(=スジの良い間違い)。
×(第1希望、第2希望も外れた場合)だと基礎がわかってないのでしっかり理解する必要あり。

実際には33点を確実に取る、と言っても取りこぼしもあるのでこんなイメージか。
:40%:自信あり→取りこぼし2割で32点ゲット
×:10%:2択にしぼれない→運否天賦で3点ゲット
:50%:2択に持ち込む→運否天賦で25点ゲット

ただし、勉強のステップとしては、×→△よりも△→○の方がおそらく時間がかかる。
完全主義をめざして、△→○に時間を割くのは得策じゃないと考えた。

そのため問題集で×のパートを発見→テキストに戻って△に持ち込むレベルアップを重点的に行った。あとは問題をこなしていくうちに自然と△が○へ進歩していった。


さて、今回のポイントは3点。

1つ目は、2ヶ月しか時間が無いのに、3年前のテキストを使うという暴挙。模試が無ければ間違いに気づかなかった可能性がある。

ただし、そんなありえない障害にも負けずに、ここでボーダーラインレベルに到達できたのは、2005年の過去問ベースでペースアップをしていたから(とフォロー)
ここからは、ボーダーラインから合格確実圏に入るための勉強だったとも言える。

2つ目は、模試の難しさに負けて、勉強ペースをダウンさせたこと。ここでペースダウンしたことでラストスパートができる体力が整ったとも言えるが、これはやはり失敗だったと思う*7

3つ目は…上に挙げた2択に絞る練習:○×△法。

さて、今回のまとめは

2択に絞り込め!!○×△法

次回は1次試験編の最終回。ラストスパート〜試験本番です。

*1:この書き方は20エントリーぐらいが着地点のフラグか

*2:緊張の中迎えた、経済学と財務の60分の時間感覚には驚いた

*3:今思えば当然といえば当然

*4:上巻は買わない辺りが意欲低下の現れ

*5:妻はこの頃「勉強やめたんだ」と思ってたらしい。

*6:この辺の情報力の弱さが独学者の泣き所か

*7:むしゃくしゃして投資用マンションを衝動買いしたのも今じゃいい思い出