旅行ガイド本には載っていない体験-XO TOURS-
以前からITのオフショア開発で名前が上がるようになっていた、
急速に発展するベトナムの熱気を生で感じたかったのと、家族旅行とを兼ねて
ホーチミンへ行ってきました。
と言っても、現地に着いてから「へー!ベトナムの首都ってホーチミンじゃないんだ!」などと判明するくらいのリサーチ不足の素人ですが、行かないとわからないことがたくさんたくさん。
以下現地ガイドに聞いた情報含めて、大雑把な感想としては、
・9対1…あるいはそれ以上のバイクだらけの交通事情…ちなみにほとんど信号は無い(信号設置が始まったのは21世紀になってからとか)
・国民の平均年齢が何と27.4歳!の若さ。年金問題とか無縁でしょ、これは。
・全国平均8千円の月収、ホーチミンなどの都市部でも平均月収2万5千円と言われる中国以上に低コストな人件費(とそれに支えられている物価)
・独立目指して日本支配から脱したことがあるわりに意外と親日
イチ旅行者としては、何より安い物価で食べ物やスパ体験を満喫できて良かったです。
帰国後、妻がスパのクレジットカード請求額が「間違ってる。安すぎる」と言ってきましたが、
検算すると確かに合ってました(2人×90分で約3800円)。
バリでもマッサージばかりしてましたが、こちらの方が数段上手の印象。
安い雑貨やスパなど、特に女子にとっては楽しめる旅行地かな?と思いました。
逆に男子だと、ベトナム戦争関連の見学で戦車とかを間近に見れたりするのが燃えるポイントかも。
さて、今回のテーマは、旅行時の情報収集。
だいたい海外旅行の前になると、調べ魔のボクは旅行ガイドブックを買ったり、図書館で借りてきたりと、情報収集フェーズに入る。
これは、忙しくてとりあえず現地に着いてから適当に動いたらぜんぜん楽しめなかったハワイ旅行の反省からだ。
ただ、ガチガチにするのもつまらないので、
最近では下調べして、ある程度選択肢を持った上で自由度を上げるプランをめざしている。
ガイドブックは、昔は「地球の歩き方」の天下だったけど、最近は「るるぶ」とか「ことりっぷ」やムック本など、こちらも選択肢が増えてきたのはいいこと。
ただ、前回パリに行った際の「カタコンブ」もほとんどのガイドには載っていなかったし、ハワイではガイドブック頼りでびっくりするほどマズイものを食べてしまったりと、ガイド本に載っている情報だけで行動を決めるのもつまらないな、という気持ちが強くなってきている。
というわけで今回、事前情報収集にいつも以上に活躍したのが、世界的な旅行口コミガイド、Tripadvisor。
しかし、TripAdvisorのホーチミン情報を見てみる(2012年9月現在)と、
スパの口コミ1位は
My Spa
というところです。
ふむふむ、と思いながらガイドを見てみると…
手持ちのどのガイドにもこんなスパ載っていない。
口コミを読んでみると、まだまだ日本語の感想は少なく、良いものもあれば、良くない感想もあり、「どうしたものか…」と思いましたが、英語の口コミにも目を通して、「まぁ大丈夫そうかな」と思い、ブラリと訪れることに。
実際には雰囲気もコストパフォーマンスも良く、滞在中に再訪するほど気に入りました。
ホーチミンの他のスパにそんなに行ったわけではないですが、行った中ではまちがいなくNo.1。
ふむ。
ガイドへの掲載、無くてもまったく関係なし!
そして、Tripadbisorでのツアー部門の口コミダントツ1位は、表題のXO Tours。
XO Tours
これは、道路を渡るのも命がけ(は大げさか)なバイクだらけのホーチミンの街を、民族衣装のアオザイを着た女子が運転するスクーターの後ろに乗ってあちこち案内される、というスリリングな体験をできるツアー。
こちらも、どのガイドにも載っておらず、日本語の口コミも少なかったため迷ったものの、「せっかくだから体験してみよう」と予約。
予約すると、オーナーのTung Do氏直々にメールが帰って来た。
何だかずいぶん気さくな感じ。
出発1週間前に予約したけれど、すでに昼間のツアーはどれも満員だったため、
われわれが予約できたのは、夜の部。
サイゴンの裏側が見れる「Saigon By Night」というツアーに参加することに。
これがもう、最高で。
旅に自由度を持たせるために、なるべく予約はしないんだけど、
予約して本当によかったなー、と自分をほめてあげたく思いました。
1人$35と、ベトナムで使うには決して安くない金額だったけど、十二分に楽しめる。
蒸し暑いホーチミンをバイク(の後ろ)で走る開放感。
少し、バイク好きな人の気持がわかったような気がした。*1
こちらが密集シーン
こちらが開放感
夜の中華街や、一般の人達が住むような地域、そして高層マンションが立ち並ぶ高級住宅街の7区…ホーチミン中を自由自在に走り、観光客がほとんど行かないようなディープな地域を見せてくれて、下手な視察ツアーよりも生のベトナムを体感できたんじゃないかと思う。
こちらが町中映像
乗せてくれる女の子との英会話(というより日本語を教えてくれ、と言われて「Let's Go」→「イクゾー」とか教えてた)も、「なんでオレこんなに英語しゃべれないんだろう?」と思いながらも楽しく過ごせた。
彼女の、そして街全体の「今後の発展」を確信している希望にあふれる姿に、
眩しさを感じると共に、「海外進出するならベトナム」かな?、となんとなく思った。*2
ツアーの途中でオーナーのDo氏とも会い、話す機会があったので、帰国後にメールのやりとりをさせてもらった。
それによると、Tripadvisorでの高評価にもかかわらず、彼が知るかぎり日本の旅行ガイド本にはXO Toursはまったく載っておらず、掲載に関するアプローチも特に無い状態だそうだ。
そのせいか、現在の利用者の90%がオーストラリア、アメリカ、イギリス、シンガポールといった英語圏からの観光客であり、ショッピングで有名なドンコイ通りは日本人埋め尽くされているにもかかわらず、XO Toursを体験する日本人はまだまだ少ないようだ*3。
その理由としてはサイトやメールが英語での対応しかしていないこと、途中の説明や会話も英語で行われるといったところが、英語アレルギーの日本人を遠ざけてしまうと共に、ガイドに載らない理由の一端かな、というのが私たちが到達したひとつの仮説。
あとは、現地で見たところホーチミンを訪れる日本人観光客は女性が多いので(カップル、夫婦より女性同士の方が多く見えた)、あのバイク天国(地獄)の中を走りたい、と思う人は少ないのかな、とも。
でも、「怖いからゆっくり走って」って言えば、かなーり安全に走ってくれるので、女性でも十分楽しめそうなアトラクションかと。
他の国の人(われわれも途中からオーストラリアから来た男性と合流した)とグループで回ったりするので、英語力に自信が無いと…と躊躇するかもしれないけれど、拙い英語力でも十分彼女やDo氏とのコミュニケーションを楽しめるはず。
むしろ、英語レッスン付きの観光が楽しめるとポジティブに思えば、安い!とも言えるのでは。
ガイドブックは全体の雰囲気や「(日本人の)定番」を把握するには便利だけど、一番「旬」な体験をしたいならば、Tripadvisorの活用がおすすめです!が今回の提言。
P.S.ホーチミンの街で「カラオケ、イクゾー!」と叫ぶ女の子に出会ったらよろしく言っといてください。
「2ヶ月クン」と呼ばれて
先週末、IT系の研修を一緒に受講している診断士のKさんが突然、「Y田さん*2ってもしかして『2か月クン』ですか?」と尋ねてきました。
ポッドキャストのイベントなどでは最初から「2か月クン」という前提で話しているし、そうでない場面では特にそんなことを明かしていないので、珍しい質問を受けて驚きつつ、ウソをついても仕方がないので
「はい、そうです。私が2か月クンです」となんだか気恥ずかしく答えましたよ。まるで「変なオジサン」の登場みたいだな、と心の中で軽くツッコミながら。
驚いたのはそのあと。
「僕、実は『2か月クン』の存在を知って、診断士めざしたんですよ」
それは、もう3年も前。
まだこんなブログも存在しない頃に、Kさんは
私がそもそも「2か月クン」と名付けられたミッチェルさんのこの記事を見てくれていたそうな。
「正確に言うと、一度めざしてあきらめてたんですけど、『こんな人もいるんだなぁ』って思って、もう一度めざそうと思いました。」
元々は、「2か月クン」なんてただの虚像。
もちろん、その合格実績は100%真実だけれど、
別に記録を狙って短期で勉強したわけでもなくて、受験を思い立ったときに残り2か月しかなかっただけ。
それを何となく始めたばかりのmixi日記に受験記をアップしたら「なんて短期間なんだ!」って何人かに言われてはじめて快挙を実感して。
そんなmixiが縁で知り合ったミッチェルさんと話してるうちに、
「2か月で受かった人がいることをカミングアウトすることで、2か月、もしかしたらもっと短期間で合格する人が生まれるんじゃないか?」
という野望?の下、数時間のインタビューを受け、3年前の試験の2か月前に記事をアップ。
ミッチェルさん、見てますか?
ここに2人の意思を受けて立派な診断士が誕生しましたよ!
そしてこのカミングアウトをきっかけに一人歩きした2か月クン(何しろ記事中では勝間和代さんと並び称されてしまっているw)、
ポッドキャスト「秘伝!診断士暗記術」でも「2か月クン」を名乗り、「企業診断」では「伝説の合格者」として記事が掲載され、このブログや@ITコラムなど、アウトプットの場も広がり、そして「超快速勉強法」へと結びついていきました。
「こんなことをできる人がいるなら、自分にもできるかもしれない」
「こんな馬鹿なことを言ってるヤツができるなら、自分にできないわけがない」
カミングアウトのきっかけは、「自慢したいから」ではなく、「ムリだ」じゃなくて「できるイメージ」を持ってもらうためのカミングアウト。
結果的に短期合格じゃなくても、やる気が生まれて、合格する方が「今年も」出ることを心より願ってやみません。
そんな記念すべき出来事を記念して、このうれしい気持ちを受験生の方になにか還元しようと、先日登録していた「coconala」にて相談サービスを500円!にて発作的に出品してみました。
英語・IT・国家資格…働きながら各種ビジネス資格に挑戦する方の勉強相談にお答えします
発作的に始めたので、発作的に停止するかもしれませんが、小さな失敗をたくさんしながら成長する2か月クンらしい採算度外視のサービスじゃないかな?と思っています。
気が向いたらぜひご登録ください!
安田史朗 as known as 2か月クン
母校の廃校に寄せて
Takanawadai Elementary school 高輪台小学校13 / scarletgreen
母校(小学校)が廃校した。
実際には近所の小学校に吸収合併されたような形だけれど、学校名も変わるし、
何より5年間通った校舎はもう使われなくなる。
「日本一の夢ある学校に」 市内6番目の統合校誕生 高浜海浜小が開校
http://www.chibanippo.co.jp/c/news/local/76310
たまたま、見慣れない小学校の名前が入った地元ニュースを目にした。
「新しい学校ができたのかな?」と思ったら、
我が母校が統合される小規模校でした。本当にありがとうございました。
母校のWebサイト*1には、
3月23日をもって33年間の
歴史に幕を閉じました。
ありがとうございました。
と記載されている。
どうも本当のようだ。
び
っ
く
り
した。
よく、廃校となる小学校の卒業式シーンなんかをテレビで目にしていたが、
そんなことが、身近に起きるなんて思っていなかった。
だって、ボクの母校は「千葉県千葉市」、一応首都圏。
ベッドタウンであり、政令都市だ。
卒業してから政令指定都市になったのだから、
人口はグングン増えているようなイメージがあった。
それに、何しろ当時、校舎に入りきらないくらい生徒があふれて、
昼休みに校庭に出たって、ろくに遊ぶ場所も無かった。
仮設プレハブ校舎での授業
↓
新校舎の建て増し
↓
新小学校*2の建設
そういったプロセスを体験していたからだ。
ボクがいたピーク時には1,529名いたそうだ。
たしかに、1学年6クラスあった。
それが、今では、統合後でも、292人。
不動産サイトでは、「1学年1クラスのため、良好な教育環境」とか書かれてる。
なんだかクラクラしてきた。
統合したあとでも、1学年1〜2クラスだろう。
クラス替えの経験が無い、なんて当たり前になるのかな。
政令都市とかに関係なく、今やどこでも当たり前のように統合が進んでいるようだ。
東京だって、例外ではない。
→ 東京都小学校の廃校一覧
90年代以降、統合が加速している。
少子化、マジでヤバイとこまで行っちゃうな、というのを実感した。
とりあえず、卒業してから30年弱、
ずーっと納得してない卒業制作物が、
これで誰の目にも触れなくなるのなら、良いことかと思うことにするか…
かたこんぶ(微グロ注意)
1月は2回の演奏機会がありました。
1度目は4年目となった502教室キックオフ。
そして2度目はKEN46ライブトークセミナーVol.1のラスト。
とはいえ、ギターを持って歩くと腰痛が悪化するため、
もっと軽いギターの開発を切に望むわけですよ。
幸い、どちらも個人的には悔いの無い演奏ができました。
温かい声援、ありがとうございました!
2月は、新曲作りにかかる予定です。
さて、一応前回(その1)というタイトルだったので、
今回も懲りずにフランス旅行のことを書くわけですが、
みんなご存知のエッフェル塔や、おしゃれなカフェのことを書いても需要が無いと思うので…
前回のサッカー観戦と同様、あまり普通の人が行かない場所
「カタコンブ(カタコンベ)」について。
「カタコンブ」って何よ?という人に、かんたんな解説は
wikipediaでも
http://ja.wikipedia.org/wiki/カタコンベ
まぁ、要はパリの地下に広がる共同墓地です。
しかし、そこにある骸骨、何と600万体!
渡仏前に読んだガイドブックには名前くらいしか取り上げられてなかったのですが、
英語の観光情報を調べてたら、これはキター!とテンションが上がり、
むりやり妻を連れていきました(けっこういやがってた)。
というわけで、ここからは、大量のカタコンブ写真が始まるので、逃げるなら今のうちですよ!
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と見せかけて、ヴェルサイユ宮殿で見たデカねこ。
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じゃぁ、墓地墓地はじめましょうかね。
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基本は、こんな感じです。
かなーり、暗いので、フラッシュ禁止のなかの撮影は難儀でした。
ちなみに、出口では骨を盗んでないかチェックされました。
わりとみんな持って帰ろうとするみたいです…
東京は夜の七時(その1)
やっと、書く気力が出た、というよりは現地での一次体験につながる事象と出会ったので、先月のパリ旅行について。
もちろん(その2)があるかどうかは不明。
あ、タイトルはもちろんピチカート・ファイブのヒット曲から。
パリに行くのが、というよりはヨーロッパに行くのがそもそも初めて。
いつも途中のアジアンリゾートにばかり行ってしまう。
アメリカもそうだけど(南米やアフリカはもっとだな)、とにかく遠い。
長いフライトや時差ボケを考えると、ついつい沖縄にでも行けば、十分非日常感は味わえるかな、などと思ってしまう。
けれど、「死ぬときに後悔すること25」にも
「行きたい場所に旅行しなかったこと」
とあったように、めんどくさいことほど、年を取るとできなくなる。
- 作者: 大津秀一
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あるいは、妻と長く家を空ける、なんてことは今はできても、来年できるかわからない。
ならば、行けるときに、行ったことのないところに行こう。
そんな気持ちで、初のヨーロッパへ。
しかし、ガイドブックを読んでフリーズした。
「そもそも、いつもビーチだから街に旅行したことすらないじゃん…!」
ルーヴル美術館…シャンゼリゼ通り…凱旋門…エッフェル塔…ヴェルサイユ宮殿…
ノートルダム寺院…「アメリ」でおなじみモンマルトルの丘。ちょっと足を伸ばしてモン・サン・ミッシェル。
当たり前のところを当たり前のように日程に組み込んでいく。
「なんかつまらんなぁ。でも、初めてだからこんなもんか。」
そんなことを思いながら、予定をつめこんだ日程表を妻に渡すと、吹き出しながら
「こんな日程ムリ!もっとのんびりしたい!」と却下される。*1
↓ちなみに妻が当時住んでいたアパート
美術館を削ったりして日程調整していると、ふと思った。
「街に行くんだったら、いつも東京で体験してるようなイベントをパリで体験できないかな?」と。
東京で体験してるイベント…音楽のライブとサッカー観戦かな。
どうせ夜はヒマだろうし、どっちかできたらいいな。
あちこちにあるらしいチケットショップのページでイベントを検索…
http://www.fnac.com/
前の週だったらブリトニー・スピアーズが見れたのに…もうちょっと後だったらレッチリが見れたのに…
しょうがない。ちょっと渋いけど「オマー」を見るか!などと考えるも、妻の態度が微妙なので一旦保留。
続いて、Jリーグならぬ「フランス・リーグ・アン」のページに行く。
「パリ・サンジェルマンの試合あるかな?」と思ったら、やってない。
アウェーかな?と思ったらリーグ戦自体やってない。
そう、日本がタジキスタンとホームで戦った、到着翌日…フランスでは、
フランスvsボスニア・ヘルツェゴビナ(以下ボスニア)が行われる!
これは!と思いながらも、直前期なのでもはやチケットの取り方がよくわからないw
まぁ、何とかなるだろう、と思いながら、到着の翌日(試合日当日)にチケットショップ:fnacに行ったら、
無事にチケットありました(バックスタンド:40ユーロ×2)。
フランスの代表チケットバブルはもうはじけたのか?
当日の午後は、シャンゼリゼ通り〜凱旋門をブラブラしていたのだけれど、
まぁ、いるわいるわ。ボスニアサポーター達。
昼間からもうユニフォーム着て、観光を楽しみまくり。
それでいて、お互いすれ違うときには談笑したり、ハイタッチをしている。
来年のヨーロッパ選手権に向けての予選リーグ。
フランスが1位。ボスニアが2位。最終戦でボスニアが勝てば本戦進出。引き分け以下ならフランスが進出。
そんな大一番のために、はるばる1500キロ以上を越えてやってきているサポーター達。
内戦や国の分裂を経て、培われた民族の誇り…
「これで勝ったらどんなにうれしいだろうな」
そんな気持ちから、部外者なのに…あるいは部外者だからこそ、
「ボスニアに勝ってほしいな」と思った。
夜になって、いざパリ郊外のスタジアムへ。
日産スタジアムに行っても何も感じないくせに、
「これがフランスワールドカップ決勝の舞台か…」と感慨にふけりながら、
いざ試合観戦。
キックオフまでのカウントダウン、両サポーターの熱狂…
始まってすぐにわかった。
勝たなくては2位でプレーオフに回るボスニアが攻めに回る…のは想定内。
だけど、明らかにボスニアが強い…というよりは、フランスが弱いのか?
本気度の違いがなせる業か。
ちぐはぐで攻守にミスが続くフランスに、川崎フロンターレの惨状を重ね合わせながら、観戦開始。
試合のハイライトはこちら。
気持ちはボスニアを応援しているけれど、フランス人だらけの席だったため、
「よけいなマネはするな」と妻に釘を刺され、しぶしぶ中立的な態度。
隣のおじさんに「なんで(アジア人なのに)応援してるの?」的なことを話しかけられたけど、
フランス語はよくわからないのでゴメンなさい。英語で話そうとしたけど、伝わらず。
本当は
「ここサンドニは、約10年前に日本がフランスに5-0で負けた場所。
あの時からフランス代表をリスペクトしている。今、日本はアジアチャンピオン。
またいつか、ここでリベンジするのが夢。だからそれまで負けてほしくないんだ!」
くらいのウソをアルコールの力を借りて言ってみたかったのだけれど。
そんな矢先、ついにボスニアがゴールを割る。
爆発するボスニアサポーター達。こ、これが本場の発煙筒か
(厳重にボディチェックされたのに、どうやって持ち込んだんだろ?)
「これはすごいことになったなぁ。
このままフランスが負けて暴動でも起きたら、オレ生きて帰れるかな?」
そんな心配をしながら、観戦をつづける。
結果は、だんだん勢いがなくなってきたボスニアに対し、攻めにかかったフランスが、
*2PKで同点に追いつき、1−1のドロー。
それでも、フランス人はみんな陽気に歌って、喜んで帰っていった。
試合が終わるともう23時頃。
帰り道には…ボスニア人サポーターを運んで来た大量のバス、バス、バス。
え?陸路!?と思いながら、プレーオフがんばれよ!と思った。
そしてプレーオフの相手が、クリスティアーノ・ロナウド率いるポルトガルへと決まり…
11日のホームで0-0。
これでポルトガルラウンドで1-1以上の引き分けならかつる!と思ったのもつかの間…
アウェーで6-2の負け。
ボスニアのEURO2012への夢、終焉。
あの日、目の前で見たのは、何とも罪深いPKだったなぁ。
がんばれボスニア。日本との対戦以外はずっと応援してるぞ!
そして、海外でのサッカー観戦、これはなかなかクセになりそうな快感。
まちがいなく、パリでの一番の収穫。
「超快速勉強法」amazonキャンペーンとfacebookページ
前回もお知らせした「コツコツできない人でも短期間でスイスイ受かる! 超快速勉強法」ですが、もうまもなく発売となります。
なぜかマクドナルドで撮影した書籍見本↓
発売に向けて、執筆以上?に力を入れているのはamazonキャンペーン。
今回は「6大特典」と題して、
8月29日の0時00分〜31日の23時59分59秒?まで、丸3日間行います。
長沢有紀先生、手塚宏樹先生、そして鈴木秀明さんとの計約3時間に及ぶ対談やPDF、Excelでのツール類など、ものすごくお得!な6大特典なのですが、
今回、思いつきから搭載したのが、
「キャンペーンやるって言われても、やってるときに言ってくれないと忘れちゃうよ」
という、いつもキャンペーンに参加し損ねる自分のような人のための、
事前に【告知希望】と登録しておくことで、始まったらメールを受け取りたい人がアドレスを登録できる仕組み。
これで、いつ知っても参加を逃さずにすむってもんです。
そんな事前登録ができるキャンペーンサイトは↓をクリック!
今日からオープンしましたが、さっそく事前登録をしてくれた人がいて、小さくガッツポーズです。
そんな風に特典やサイトなどの仕組みについて
「あーしよう」「こーしよう」というアイデアを出して、楽しんでますが、それはきっと、2人に流れる診断士の血から来るものなのでしょう。
すべてが手探り&手作りで大変ですが、自分たちでやったからこそ得られるノウハウがたくさんあります。
その過程でIT技術的にハマった「amazonランキング自動取得」については、掲載の許可が下りれば、近日中に@ITのコラムに投稿したいと思います。
一方、直前に思いついたけれど、時間が足りずに実現できないアイディアもまだまだたくさん。
もしかしたら、実現できなかったアイディアのために、また本を出したくなる?のかもしれません。
そんな、次のチャンスをいただくためにも、キャンペーンだけでなく、全体でいい結果を残したいものです。
そして、今回新たにチャレンジしたもう1つは、facebookページ。
facebookをやってはいたけど、人とのつながり、的な用途でしか使っておらず。
今回書籍のfacebookページ、というものを持つに至り、急いで本を読んでいます*1。
やっと今日になって、下記のような「いいね!」ボタンの貼り方をおぼえた次第。
えー、なぜだか私はもう押せないみたいなので、押せそうな人はちょっと代わりに押してみてください…。
…急募!書籍のfacebookページの有効な活用案を知っている人!(笑)
*1:ここでも一夜漬け
「超快速勉強法」ほぼ校了。8月23日〜発売へ!
このブログは存在を忘れるほどにご無沙汰。
その代わり秘伝!診断士、秘伝!社労士、秘伝!FP、そして、「超音速勉強法−資格の歩き方−」と、4つの音声番組があるので、少なくとも毎週2回くらいは音声でいろいろアウトプットしているわけです。
あ、あとは例によって不定期更新、書けばたまにヒットが出る@ITのコラムもあるので、寂しい人はそちらもどーぞ。
さてさて、さぼっている間に中小企業診断士1次試験が終わりましたね。
受験された皆様、最高にお疲れ様でした!
私が受験したのは5年前になりますが、土日曜の試験の翌日はヘトヘトになりながらも普通に出勤。
その翌週にはサマーソニックへ参加してストレスを発散したのもよく覚えています。
メタリカ、フレーミングリップス、マッシブ・アタック、ダフトパンク…は入場制限で入れなかったんだった。
そこから9月半ばまで模試を受ける以外何もせずに、一気にサボってしまったわけですが、何とか合格できました。*1
1次試験までの合格期間から「2ヶ月クン」と命名されたことが、このブログのタイトルにもなっていますが、あれから5年。
いまだに1次試験2ヶ月+2次試験1ヶ月(そんなにやってないか)の計3ヶ月よりもスイスイ合格した方に出会わないので、控えめに「最速」を名乗ることにしようかな、と感じています。*2
その間の勉強の進め方などは、「秘伝!〜」の公開収録や、各種イベントで直接お会いした受験生の方には、これまでいろいろお話等させてもらってきました。
その他に「企業診断」2009年7月号の「伝説の合格者」でも取り上げていただいたりもしましたね。
けれど、これまでの「秘伝!〜暗記術」シリーズのリスナーや読者、とても多くの人からの「勉強法」を知りたい、というリクエストから、毎度おなじみ、いおりんこと庵谷賢一氏と始めた
ポッドキャスト番組「超音速勉強法−資格の歩き方−」。
そこからの書籍化が、「超快速勉強法」です。*3
やっと最終稿を終え、あとは確認のみ。
カバーデザインも決まったので、ここに公開です(クリックで拡大)
今年の秘伝!診断士、秘伝!社労士と同様、いやいや当社比6倍くらい派手なamazonキャンペーンも行いますので、ぜひぜひお求めください!
8月29日0:00〜31日23:59の3日間行うキャンペーン情報については、近日このブログでも、番組ページでも更新していく予定です。
それでは、やっとここまでたどり着いたことを、
この本の執筆とキャンペーンの準備中に出会えた、たくさんの人々に感謝をこめて。
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