近況その2〜iPad雑感
前回近況としてアカデミーヒルズとそこでの読書などについて書きましたが、
今回は28日に無事届いたiPadと過ごした1週間あまりのインプレッションについて。
もともと、iPad購入の目的は、アカデミーヒルズでの読書メモに使おうと思ったから。
読書をしながら、気になった節を丸々書き写して、それに対して一言でもいいから自分の言葉でメモを残しておく。それが
読書は1冊のノートにまとめなさい 100円ノートで確実に頭に落とすインストール・リーディング (Nanaブックス)
を読んで以来、なるべく実施するようにしている読書法だ。
ただ、手書きだと再利用もしにくいので、勝手にアレンジして、PCでEvernoteに入力している。
そうすると、本の貸し出しをしないアカデミーヒルズで読書するときにはPC入力が必須、、けれどいちいちネットブックを持っていくと重いし、滞在時間ずっとは電池持たずに不便。
そこで、iPadの登場となるわけだ。
家とアカデミーヒルズでの使用を想定したら、wi-fi版で十分のはず。
容量は32GBにしたが、16GBでも今の用途上は問題はなかったと思う(iPodTouchだって容量のほとんどは音楽で埋まってるもんね)。
以下1週間使用しての雑感。
・ソフトキーボード入力は慣れればわりと使える。あとはちょっとした修正のために、カーソルキーがあるともっと楽なのだけれど、ここは慣れるしかない。
ただ、キーボード入力するならスタンド的なものは必須(今はiPodTouchを敷いてるけど、ケース兼スタンドを発注済み)。
とはいえ入力効率に関してはいまのところPCにはやっぱりかなわない。入力に関してはPCに戻ると「快適」と思ってしまう。
・軽さ:PCより軽い、手で持って使うには重い。軽いが…手からすべりおちる恐怖からは逃れられずケース必須。
軽いと言ってもずっと持っているとやっぱり手が疲れる程度の重さではあるから、いまのところiPadは置いて使うもの。いつか軽量化するでしょう、きっと。
・家でのPC使用時間が激減。これは意外なこと。
Web、RSSリーダー、Twitter、メールチェック、youtube…「読む/見る」系の処理の多くはiPadで置き換え可能。
あるいは、マルチディスプレイ代わりに、PCで作業している際の資料チェックなどにも使える。
・高速家でのPCユースの多くを置き換えた要因として、起動の速さ、そしてストレスの無い処理速度が大きい。
特に処理の速さに驚いた。というか、初代iPodTouchに戻ったときに、これまで気にならなかったその遅さにストレスを感じてしまう。これは誤算というか何というか。
・長時間使用バッテリーの持ちは文句無し。結構使ってるわり、2〜3日は充電しなくても問題なし。
・シングルタスク意外と気にならないのがシングルタスク。
逆に「Web」という何でもできる空間にいるよりも、「オレは今、amazonを注文するアプリにいる」ことが明確な方がラクな場面も。もちろんマルチで連携してほしい場面もあるけれど。ここから考えると、Webという共通フォーマットでいろんなことをするよりも、それぞれのサービスを使用方法にあったアプリで使う、というスタイルへの移行が進む?
以下すごいと思ったアプリ:
- i文庫HD(夜、ベッドの中で太宰と芥川を読み進め中)
- Keynote(Mac版も使ったことが無かったけど、こいつは快適)
- ビューン(半日だけ快適に使えたのだけれど・・・コンセプトは推すのでがんばれ)
- Pocket Pond:インパクトあり。ネコが凝視してた。
- 産経新聞HD:毎日見るのが日課になった。人の習慣を変えるってのはすごいな。
- SoundHound:曲の音源を聴かせて認識するだけじゃなくて、鼻歌を歌っても認識したことにびっくり!あれ誰の曲だっけ?→認識→動画再生のコンボは見事
- 番外:Skype:iPadアプリではなくiPhoneアプリだけど、古いTouchにはマイクもスピーカーも無かったから、PC以外で使うのは初。これでレアジョブもiPadで!
とはいえまだまだアプリの充実はiPhoneとは比べものにならないので今後に期待。
iPadならではの新しいアイディアが生まれてくるはず。
写真は初代じゃないけど2代目ぐらいのiPod。いまではもう使っていない。2002〜2003年のものだ。
10年足らずでiPod→iPhone→iPadとずいぶん進んできた。
当初の「Appleが音楽プレイヤー?何でだろ?」がここに来て見事に本業?とリンクして、人々の暮らしを変えようとしている。
これもまた、Connecting the Dots ?