ノープラン退職のススメ・・・ではない

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過去に「即決のススメ」や「オンライン英会話デビューのススメ」をしたことがあるけれど、
今回はあまりオススメできない話。

今月いっぱいで今の職を辞すことになり、今週送別会でした。
都合5回目の退職になるのかな。いいかげん退職慣れ、そして引継慣れしてしまいました。

今回、多くのひとにきかれる質問が、2つ。

ひとつは「次はきまっているの?いつから?」

こちら、まったくきまっていません。
じっさい、倒産や事業停止でもないのに、次の仕事を決めずに辞めるなんてのは初めてのこと。

つまり、、ホントにノープラン。いまのところ、いわゆる無職になりそうです。

もうひとつは「次がきまっていないのになぜ(辞めたの)?」

こちらに対しても、明快に答えられず、それってキャリアコンサルタントとしてどうなの?なところ。

強いてひとつ選ぶなら、ひとつめの質問の答えとも関係するけれど、

根底にあるのは、昨年のメインテーマといえる体力問題。

この時、すでに気持ちは決まっていた。

いまの仕事をつづけていくための体力(≒精神力)がもたない、これがまずどうにもつらい点。

たとえ他の会社に移ったとしても、このままでは最初のキャッチアップ期を超えられない。それでは単純な転職もままならない。
なにより、転職活動自体をまじめに行う気力すらない。

だから、ノープラン退職、となった。

必要な休息は2週間かもしれないし、3ヶ月かもしれないし、1年かもしれない。

とりあえずこの期間は、「体力の回復」が仕事だと思って、ほったらかしていた通院ふくめてストイックに取り組んでいくつもり。

正直、キャリア的には大きな失速だろう。というか致命的?

でも決して苦渋の決断、というわけではない。
どちらかというと、ずいぶん前からプランしていたことをやっと実現できる、という感覚だ。

ただ、できればもっとソフトランディングしたかった、が本音。
ここまでのハードランディングはライフプラン的には予定外。
でも決めたからには後悔なく進むしかない。

そしていつか胸を張って「ノープラン退職のススメ」と書けるようになりたいものです。

ここから、人生後半戦。
ならばいまはハーフタイムか。
まずは後半戦を戦うための準備をすることにしよう。

問題は後半戦を戦うチームも、そしてルールすら決まってないとこなんだけどねっ

なのでとりあえず花見と通院、そして体力づくりをしながらすごして牙を研くことにします。


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死ぬときに後悔すること25
「桜の花は後悔するのだろうか」
ふとそういうことを思った。
千鳥ヶ淵の満開の桜の下を通ったとき、はらはらと一枚の花びらが舞い散った。
 〜中略〜
 一年咲くのを待って、やっと咲いたかと思うと、風のまにまに桜は散ってしまう。そこに後悔はないだろうか。花が華である満開のときは、ほぼ散るのと同義でもある。そのような生に悔いはないのだろうか

うん、門出には、とてもいい季節ではないですか。

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*1:千鳥ヶ淵のライトアップ

*2:宿河原

*3:千鳥ヶ淵緑道を見上げて

*4:等々力緑地フロンターレFC東京戦前)