911

9月11日になると思い出す。

7年前の2001年のことを。

もちろんこの日はアメリカの同時多発テロとして深く印象に残っているが、それだけではない。

その数時間前、ボクは職を失った。

勤務先の新事業が残念ながら軌道に乗らずに終了することが本社からのメール一本で決定した。

正規雇用の悲しさ。センターは9月いっぱいで閉鎖し、契約期限の10月1ヶ月分の給料でハイ、さようなら。

「職探しをしなきゃ」「今月のTOEICがんばらなきゃ」などと
気持ちが切り替わる前に、あのニュースが飛び込んできた。
翌日は夜勤だったこともあって、食い入るように見た。
もうどうでもよくなった。いつ自分の世界が終わるかもわからないのだから。

そして翌日…外資系に勤めていた妻の会社が日本撤退を決めた。

7年経って思う。
あのとき、事業閉鎖してくれて本当によかったなぁ、と。
人の運命なんてわからないもんだ。

これぞクルンボルツのplanned happenstance理論か。




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